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NTTアクセスサービスシステム研究所では、NTTのビルと私たちの家庭や職場等を結び付けるアクセスネットワークに関する研究開発が行われています。19日に実施された一般公開では、NTTビルから私達の家庭に至る光アクセスネットワークの設備や仕組みを紹介する見学ツアーが実施されました。 光ファイバーを紹介するコーナーでは、生の光ファイバーを見ることができました。材質を保護するために、光ファイバーは薄い膜で覆われています。見物したファイバー線の先端部分(長さ約3cm)には保護膜が無く、細くなっていました。生の光ファイバーは、めったに見ることができないそうです。また、研究所では、光ファイバーを収める地下管路の研究も行われており、普段は地中にあるマンホールの内部や地下管路を見ることができました。ツアーの最後に、IT技術を採用した最新の家電や設備が完備されたモデルハウスを見学。近未来の家庭生活を垣間見ることができました。 また、一般公開の訪問のお土産として、研究所で開発中の脱臭剤(MPM:マイクロポーラスマテリアル)が配布されました。古い電話帳を再生する際に生じた廃棄物を利用したものだそうです。MPMは、7月中旬まで、つくばエキスポセンターにて、展示されているそうです。特に、5月5日(日)、6月2日(日)、7月7日(日)の10時から15時までは、脱臭紙を作る体験コーナーを設けているとのこと。親子で参加してみては、いかがでしょう。
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