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農業生物資源研究所

　独立行政法人農業生物資源研究所では、農業を含めた生物産業の発展を目指すため、動物及び植物の生命科学に関する基礎研究が行われています。4月17日に一般公開が行われました。
　ブロッコリー等の野菜からのDNA抽出実験や「イネのクローンをつくろう」のコーナーなどでは、実際に自分の手で実験出来るという事もあってか、大変な盛り上がりを見せました。ジーンバンクでは、凍結させていた動物の精子が、常温で動き出す様子を顕微鏡で観察する事が出来、思わずうなり声を上げる見学者もいました。他にも、遺伝資源保存のために収集された、熱帯・亜熱帯植物を展示した円形温室も開園され、様々な種の生物に関する資源を見学出来る公開となりました。

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