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独立行政法人 農業技術研究機構 動物衛生研究所では、動物の健康を守るために、動物の病気の基礎研究から診断・治療および予防にいたる研究開発を行っています。17日に実施された一般公開では、パネルによる研究成果の紹介の外、動物ひろばが設けられ、子供達に大人気でした。 研究紹介コーナーでは、話題の牛海綿状脳症(BSE)や炭疽菌の外、口蹄疫などのウイルスや、毒を持つ植物に関する研究成果を紹介。BSEに関する研究のコーナーでは、正常な牛の脳細胞の顕微鏡写真と、BSEが発症した牛の脳細胞の顕微鏡写真が配布されており、来場者の関心を集めていました。 動物ひろばには、聴診器でウサギの健康診断をするコーナーや、ヒヨコや他の動物と遊べるミニ動物園があり、子供達は動物とのふれあいを楽しんでいました。他に、ポニー、ロバ、そして、馬に乗ることができ、乗馬の順番を待つ高校生の行列ができました。また、休憩場にはテーブルが用意され、折り紙で動物をつくる親子連れで賑っていました。 動物はヒトと深い関係を保ち、私たちの生活の中で大きな役割を持っています。今回の一般公開は、ヒトと動物の絆を再認識させてくれるイベントでした。
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