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国土地理院は、測量に関する政策の企画、国土情報インフラの整備、公共測量の指導及び調整、測量等に関する国際活動等を行う機関です。国土地理院には常設の展示施設「地図と測量の科学館」がありますが、19日に実施された一般公開では、普段は非公開の地理院内部を見学することが出来ました。 VLBIアンテナの直径は32mあり、宇宙のはるか彼方にあるクエーサーと呼ばれる天体の電波を利用して、別のVLBIアンテナ(国内には鹿島市、父島ほか2ヶ所)との距離を超高精度(10mm以下)で測ることが出来るそうです。アンテナには、月面からの携帯電話の電波が受信できるほどの性能があるそうです。 地球観測データ解析室では、人工衛星NOAAのデータを受信して、国土の環境をモニタリングしています。地球環境を正確に把握するため進められている地球地図の整備についての紹介がありました。 数値地形図データ編集室では、実際の地図の作成と更新の作業の流れを、宇宙観測館ではGPSを利用した測量を利用して、地震予知や火山噴火予知に関する研究などの紹介がありました。 また、科学技術週間を通して、地図の記号当てクイズが実施され、参加すると地理院特製のボールペンやキーホルダーがもらえました。
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