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ハンドメイド電気自動車レース2002 [HM-EVR2002]


 8月31日、独立行政法人 産業技術総合研究所つくば北(旧工業技術院・筑波第2研究センター・周回路3200m)にてハンドメイド電気自動車レース2002 [HM-EVR2002]が開催されました。
 1998年から開催されているこのイベントは、今年で4度目をむかえました。
残念ながら昨年は開催されませんでしたが、今年は数多くの後援もあり、"主催・武蔵工業大学、共催・独立行政法人 産業技術総合研究所"という形で開催されました。

この大会は中高生を対象としていますが、今年は参加した22チームのほとんどが高校生 -工業高校や機械系の活動をしているチーム- でした。
今市工業高等学校の生徒達は、小中学生に指導するなど、積極的な活動を展開していました。
 今大会の趣旨は
  1. ものづくりの楽しさと重要性の認識
  2. 環境とエネルギー問題の認識と体験
  3. 創造性に富む人材の育成

    バッテリーのエネルギーを最大限に利用し、決められた時間内に移動する距離を競いながら、エネルギーの尊さと技術の重要性を、楽しみながら体験する事を目的とした競技大会
で、自分達で「ものづくり」をする場を提供しようというものです。
 「大学ではそのような場を設ける事が難しいので、今回のようなイベントでは、皆に貴重な体験をしてもらえると思います。走行終了後、結果を研鑽し合い、技術交換会を行うことで、次の年には更なる改良を重ねてもらいたいですね」と大会関係者。
 参加チームはそれぞれオリジナリティ溢れる電気自動車を作り上げてきました。重量たった7kgの電気自動車もあれば、かたや60kgに達するもの、また自作モーターの電気自動車もありました。
 開会式後、11時にスタート。11時から2時間走り続け、周回数を競いました。


11時のスタート

女性ドライバーも参加

小中学生チーム

ピットにて待つ参加チーム

3200mの周回路

本部前を走り抜ける電気自動車

 13時からの技術交換会では、製作にあたって腐心した点や苦労した点、自分達が考える電気自動車の特徴、などについて各チームにインタビューが行われました。
 参加者だけでなく来場者された方々皆さんが、熱心に聞き入っていました。


技術交換会の様子

技術交換会の様子

電気自動車の内部

インタビューを受ける参加者

インタビューを聞く参加者達

技術交換会のインタビュー


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