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測量と地図のフェスティバル2002


電子基準点
解説:山際 敦史 氏(測地観測センター)
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動くVLBIアンテナ

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VLBIアンテナ
解説:栗原 忍 氏(測地部)
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※画像をクリックすると、アンテナが動く様子や、研究者による解説を御覧頂けます。


6月2日、国土地理院において、「測量と地図のフェスティバル2002」が開催されました。天気にも恵まれ、大勢の家族連れで賑いました。
宇宙測地館では、GPSを利用した観測の説明を研究者から受けることが出来ました。人工衛星からの信号を電子基準点で受信することにより行なわれる観測によって、地震前後での地殻変動の様子などが紹介されました。
VLBIアンテナの直径は32mあります。巨大な装置ですが、予想以上のすばやい動きに、見物人からは驚きの声が。アンテナを指差しているのは、地理院のマスコット、マッピー君。アンテナを利用した観測より、ハワイ諸島が年間6cm、日本へ近づいていることが分かったそうです。
また、地図探検家の山口裕一氏により、地図スケッチ法の講演が行なわれました。地図スケッチ法とは、行ったことがない所でも地図さえあれば、実際に見てスケッチしたかのように、風景が描けてしまう方法のことです。地図を見ながら、まだ見ぬ土地を旅してみる。新たな旅のスタイルとして、いかがでしょうか。
他にもビデオ上映会や、歩測大会など、様々な催し物が実施され、昭和35年から58年まで使用されていた測量用の航空機「くにかぜ」も子供に人気でした。家族で楽しんでいる人達の姿が印象的なフェスティバルでした。

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