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熊谷組技術研究所

熊谷組

 熊谷組技術研究所では、建築・土木、環境保全、代替エネルギーから、バイオテクノロジーや新素材なども視野に捉えて、人と環境に貢献する新技術の研究開発が行われています。18日に行われた一般公開には、並木小学校の生徒の皆さんが団体で訪れ、熱心に見学していました。公開された施設や実験などの一部を紹介します。

  • クリーンルームの中の空気はとても清潔です。一辺30cmの空間の中に存在する、1万分の1ミリのホコリの数が1個以下という清浄度です。そのため、入室する前に体に付いたホコリをエアーシャワーで吹き飛ばさなければなりません。子供達にとって、初めての体験だったようです。
  • エッフェル型境界層風洞では、建物にかかる風圧や建物のゆれの外、建物の周りでの風の流れを予測する実験が行われています。風洞の中に入って、風の強さを体感することが出来ました。
  • 大形平面水槽の中では、新型の防波堤(TWB式防波堤)の実験を見ることが出来ました。港口部に直線状の航路が確保できるので、船舶の安全性が高まるそうです。
  • 地震から建物を守る免震構造の効果を示す実験が行われました。写真でも、免震構造をもつ右側の構造物の方が、ゆれが小さいことがわかります。
  • 乾式遮音二重床は、遮音性能向上のために下部にゴムを使用した床です。床下の空間が太鼓のように作用して音が発生するのを防ぐために、床の端を壁から離した構造になっているそうです。

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